作業内容から選ぶ

作業環境を、専用クラウドMacへ

リモートデスクトップの利用、アプリ開発、ビルド、モデル検証。どの作業でも、まずは必要なメモリやストレージ、接続環境を確認しましょう。XCZoneでは仮想マシンではなく、専用の物理Macをご利用いただけます。用途を確認してから、モデルと拠点をお選びください。

3モデル・5拠点をご用意。提供状況はコンソールでリアルタイムにご確認ください。

作業 → 構成 → 接続

選定チェックガイド

まず作業内容を整理 グラフィカルなデスクトップ?それとも継続実行するビルド?

1台の物理ノードでさまざまな作業を行えますが、最も負荷の高い用途に合わせて構成を選びましょう。

メモリの目安
プロジェクト、ツール、モデルが同時に使うメモリの合計
ストレージの目安
ソースコード、依存関係、シミュレータ、ビルドキャッシュ
接続環境
ローカルネットワーク、デスクトップクライアント、チームの所在地
次のステップ用途を確認して、プランと料金を比較
用途から探す

自分の作業に近いものを選ぶ

5つの用途は、どれか1つだけ選ぶプランではありません。現在の作業を起点に、並行して使うツールやキャッシュ、接続環境も考慮して選びましょう。

01 / DESKTOP

リモートMacデスクトップ

Mac以外の作業場所から開発デスクトップに接続し、プロジェクトやグラフィカルツールを操作できます。

接続のポイントを見る
02 / DEVELOP

iOS・macOS開発

プロジェクトの規模と同時に使うツールに応じて、メモリとキャッシュ容量を確認しましょう。

構成を比較する
03 / CI/CD

iOS CI/CD

ビルドノードをパイプラインに接続し、アクセス権限と環境の一貫性も確認しましょう。

接続手順を見る
04 / PACKAGE

アプリの自動ビルド

依存関係、署名情報、ビルド、成果物の検証を、あとから確認できる一連の手順にまとめます。

リリース前のチェックを見る
05 / EXPERIMENT

Apple SiliconでのAI検証

高い構成を選ぶ前に、モデルのメモリ要件とツールの互換性を確認しましょう。

評価方法を見る
リモートデスクトップ

作業場所はMacでなくても、開発環境はMacで

Mac以外の端末から作業するときは、実際に提供される接続情報を使って、クラウドMacのグラフィカルデスクトップにアクセスできます。プロジェクトの表示や画面の確認、開発ツールの実行が可能です。リモートアクセスは操作方法の違いであり、複数ユーザーで1台の仮想マシンを共有する仕組みではありません。専用の物理Macをご利用いただけます。

接続前に、ローカルネットワークの安定性、リモートデスクトップクライアントの互換性、画面解像度や入力方法を確認してください。アニメーションを頻繁に確認したり、細かな画面操作を行ったりする場合は、ご利用のネットワークと端末で事前に接続をお試しください。拠点名だけで接続品質を判断しないようにしましょう。

接続前に確認する4つのポイント

  • 提供内容コンソールでモデル、拠点、実際に提供される接続方法を確認します。
  • ローカルネットワーク必要なクライアントを利用できるネットワークか確認し、接続中の画面表示や入力の反応もチェックします。
  • 画面と入力解像度、キーボード配列、ショートカットが開発作業に合っているか確認します。
  • 利用後の終了利用を終えたらセッションを終了し、接続情報やプロジェクト内の機密情報を保護しましょう。
日常の開発

プロジェクト名ではなく、同時に使うリソースでモデルを選ぶ

エディタ、ブラウザ、シミュレータ、ビルドプロセスは同時にメモリを使用します。ソースコードだけでなく、依存パッケージやシミュレータのデータ、ビルドキャッシュもSSD容量を消費します。現在の環境で使用量を確認し、増加分も見込んで選びましょう。

軽めの単一プロジェクト向け

XcodeZone M4 Start

M4 · 16GB RAM · 256GB SSD

リモート開発の流れを試したい場合や、使用するツールが少なく、キャッシュを定期的に整理できるプロジェクトに適しています。シミュレータや大規模プロジェクトを同時に使う場合は、メモリのピークを確認してください。

XcodeZone M4 Startを選ぶ
より多くのメモリ・ストレージが必要な作業向け

XcodeZone M4 Pro

M4 Pro · 64GB RAM · 2TB SSD

並行処理の負荷が高い作業や、多くのローカルデータを保存するプロジェクトに適しています。このモデルが必要かどうかは、実際のメモリ使用量、ツールの互換性、ストレージの見込みから判断しましょう。

XcodeZone M4 Proを選ぶ

プロジェクトのデータが増え続ける場合は、プランページでSSD追加容量の4種類の課金期間も比較してください。標準容量だけで長期的な必要量を見積もらないようにしましょう。

CI/CD

ビルドノードをパイプラインに接続し、環境の違いも記録

クラウドMacは、self-hosted runnerを稼働させる物理ノードとして利用できます。接続前に、コードホスティング側の実行権限、macOSとXcodeのバージョン要件、依存関係のインストール方法、ビルドに必要な署名情報の取得方法を確認してください。

01

コードのコミット

実行するブランチ、ジョブの権限、チェックアウトする内容を明確にします。トークンや証明書をリポジトリに直接保存せず、ローカルで再現できるビルドコマンドを記録して、パイプラインの結果と比較できるようにしましょう。

02

Self-hosted runner

runnerのアカウント権限、ツールチェーンのバージョン、依存関係の状態を確認します。インストール、クリーンアップ、再試行を繰り返し実行できるようにし、並行ジョブに必要なRAMとキャッシュ容量も見積もりましょう。

03

ビルド成果物

ジョブの終了状態、重要なログ、成果物の保存先を確認し、リリース前に署名と対象の構成を検証します。失敗時の調査に必要な情報を残し、公開ログに機密情報を出力しないようにしましょう。

導入時の注意点

専用の物理Macがあっても、パイプラインの設定が完了しているとは限りません。コードへのアクセス権、署名情報、runnerの更新、ビルド環境の一貫性は、チームで管理する必要があります。

自動ビルド

手作業のチェックを、ひとつずつ確認できるビルド工程に

自動化の価値は、ボタンを押す回数を減らすことだけではありません。同じソースコードと構成から、あとから追跡できる結果を得ることが重要です。依存関係のインストール方法やチームが許可する署名情報を整理し、失敗時に確認するログも決めておきましょう。

証明書とプロビジョニングプロファイルは、チームで管理してください。秘密鍵をスクリプトや公開リポジトリ、サポートへの問い合わせに含めないでください。リモートマシンが署名情報を保管・更新してくれるものと考えないようにしましょう。

  1. 01依存関係をインストール

    ツールとプロジェクトの依存関係のバージョンを固定し、クリーンな環境でインストールできることを確認します。

  2. 02署名を確認

    署名ID、プロビジョニングプロファイル、対象の識別子、ジョブのアクセス権を確認します。

  3. 03ビルドを実行

    ビルド設定、終了ステータス、ログの保存場所を記録し、差異を調査できるようにします。

  4. 04リリース前に検証

    成果物が生成されているか、署名が対象に合っているか、リリースするバージョン情報が正しいか確認します。

Apple SiliconでのAI検証

モデルの使用量を見積もってから、必要なメモリを選ぶ

ローカル推論や開発ツールを試す前に、モデルファイル、読み込み後のメモリ使用量、実行フレームワークのApple Silicon対応状況を確認しましょう。モデル本体だけでなく、入力コンテキストや並行プロセス、開発ツールもリソースを使用します。ダウンロードファイルや中間生成物に必要なSSD容量も見込んでください。

評価の結果、より多くのメモリが必要であれば、64GB RAMのXcodeZone M4 Proをご検討ください。特定のモデルの動作、処理量、速度を保証するものではありません。実際に使うツールと作業内容で検証してから、利用期間をお選びください。

検証前に確認すること

モデル
バージョン、ファイルサイズ、ドキュメントに記載された実行時のメモリ要件を確認します。
ツール
フレームワークと依存関係が、対象のmacOSとApple Silicon環境に対応しているか確認します。
並行タスク
エディタ、サービスプロセス、同時に使うツールもメモリの見積もりに含めます。
検証方法
実際に使うモデルと入力で、メモリ使用量、実行結果、エラーログを記録します。
拠点を選ぶ

5拠点から、チームの所在地と接続環境で選ぶ

プランの対象拠点は、シンガポール、日本(東京)、韓国(ソウル)、香港、米国西部です。拠点の場所は候補を絞る目安であり、ご利用のネットワークからの実測遅延を示すものではありません。リモートデスクトップを使う場合は、実際のネットワークとクライアントで接続を確認しましょう。チームでビルドする場合は、メンバー間の引き継ぎや成果物の受け取り場所も考慮してください。

SG

シンガポール

地域をまたぐチーム作業やリモートアクセスの候補にできます。最終的にはご自身の接続環境でお確かめください。

JP

日本(東京)

チームメンバーや日々の作業場所が近い場合は、接続環境を試す候補に加えてください。

KR

韓国(ソウル)

利用するメンバーの所在地、リモートデスクトップの利用頻度、作業の引き継ぎ方を踏まえて検討しましょう。

HK

香港

同じクライアントとネットワークを使い、他の拠点と画面表示や入力の反応を比較できます。

US-W

米国西部

米国西部のチームと作業する場合も、ご自身の接続環境と成果物の受け渡し方法を確認してください。

3モデルはいずれも上記5拠点の製品一覧に掲載されています。注文時の提供状況はコンソールでリアルタイムにご確認ください。

選定のまとめ

必要なことを3行に整理して、料金を確認

ワークフローのメモリ使用量のピーク、ソースコードとキャッシュに必要な容量、よく使う接続拠点を記録しましょう。不明な項目があれば、現在の環境で測定するか、小規模な検証を行うと、モデル名だけで判断するより確実です。

クラウドMac 3モデルの構成と選定時のチェックポイント
モデルチップメモリSSD確認ポイント
XcodeZone M4 StartM416GB256GB軽いワークフローで同時に使うツールとキャッシュ容量
XcodeZone M4 WorkM424GB512GB日常開発で使うシミュレータ、依存関係、ビルドキャッシュ
XcodeZone M4 ProM4 Pro64GB2TB高負荷の並行処理や検証作業に必要な実メモリ

表の内容はモデル選びの目安であり、性能を保証するものではありません。プランページでは、各モデルの日・週・月・四半期ごとの料金とストレージ追加オプションをご確認いただけます。構成、拠点、利用期間を確認してからお申し込みください。

用途が決まったら、クラウドMacを選ぶ

必要なメモリ、ストレージ、拠点を決めてお申し込みへ。モデル、利用期間、追加オプションをひとつずつ確認できます。